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皮革の伝統が根付く、姫路市創業

姫路市は古来より高い製革技術を持つ街として知られ、中でも塩と菜種油でなめす「姫革」や、千年以上の歴史を持つ伝統産業の「姫路白なめし製革法」が有名です。
全国で唯一といわれる皮革元祖の神社「高乃木神社」のもと、皮革の歴史が深く根付く街、姫路に私たち株式会社前實(かぶしきがいしゃまえみ)は昭和51年、先代前田實生(まえだみのる)により創業いたしました。

私たちは職人による「オンリーワンの物づくり」をコンセプトに、独自の技術を追求し、細部まで手を抜かない「こだわりの革づくり」を目指してきました。
私たち株式会社前實の製品の1つに「姫革友禅」というものがございます。これは、姫路の「姫革」と京都の「京友禅」の技術を融合させたもので、従来の技法では出来なかった革への美しい彩色を株式会社前實の技術で可能にし、つくり上げた革です。
このように私たちは、厳選した素材と職人の手技により、どこにも真似できない「オンリーワンの革づくり」を今も生み出し続けています。

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お客様のご要望を親身に受け止め、確かな技術で応える。

2011年12月、東京資材展で出会ったバッグデザイナー由利佳一郎(ゆりけいいちろう)氏から、イタリア皮革で途絶えた幻の革「CUOI D'ORO(クオイドーロ)」再現のご依頼を受け、製革を行いました。綿密な打ち合わせを繰り返し、何度も何度も作り直して由利氏のご要望を形にしていきました。 私たちが革づくりの中で大切にしているのは、このようにお客様のご要望を親身になって受け止めることです。かなり難しいリクエストを頂くこともあります。それでも、細かい要望を1つ1つ形にしていく技術が私たちにはございます。 こうしてつくりあげる革は、まさにオンリーワンの品といえるでしょう。

皮ができあがるまでイメージ